楽天銀行は、楽天グループが運営している国内最大級のネット銀行です
2010年にイーバンク銀行から楽天銀行へ商標変更しています
ネット銀行は普通の銀行と違い、店舗を展開していないため、振り込みやATMの手数料が安いだけでなく、金利も高く設定されているなど魅力がいっぱいです
そんな楽天銀行についてこれから解説していきます!
・楽天銀行の特徴
・楽天銀行口座の開設方法
Contents
楽天銀行のメリット
ATMが24時間365日利用可能
お金をおろしたいときに、利用可能時間外でおろせなかったという経験や、銀行の待ち時間が長い・・・といった経験はありませんか?
楽天銀行はメガバンクのように専用の店舗がない分、コンビニ等にATMが設けてあります
そのため、近くのコンビニ等で日曜祝日、時間帯関係なく利用可能なため使いたいときに使える利便性があります
ATM手数料が無料(最大月7回まで)
いつでも近くのコンビニ等のATMで取引可能な楽天銀行ですが、手数料がかかってしまっては、なかなか積極的に利用する気持ちにはなりませんよね
しかし、楽天銀行は「ハッピープログラム」という優遇プログラムにエントリー(無料)し、条件を達成することで月最大7回までATMを無料で利用することができます!
ハッピープログラムとは?
楽天銀行に預けている残高または取引件数が多いほど、優遇されるというものです
詳細は以下の記事を参考にしてください
他行への振込手数料が無料(最大月3回まで)
こちらもハッピープログラムの条件次第にはなりますが、他行への振り込みが最大で月3回まで無料になります
他銀行のネットバンキングサービスの振込手数料をみてみると、おおよそどこの銀行でも手数料は少なからず発生するようになっているので、それが月3回も無料になるというのは楽天銀行を利用する大きなメリットといえます
楽天ポイントがたまる
楽天銀行では振込、入金等の普段の取り引きでポイントを獲得することができます
こちらもハッピープログラムのランクによって、獲得ポイントが変わってきます
加えて、楽天カードの引き落とし先を楽天銀行口座を登録すると、SPU+1倍の対象となります
スマホで振込、残高確認ができる
わざわざ銀行やATMまで出向く必要がなく、家にいながらでも振込や残高確認ができるのは非常に便利です
楽天銀行専用のアプリがあり、見やすく使いやすいため楽天銀行を開設したらインストールすることを強くおすすめします
金利が高い
私たちは銀行にお金を預けると、利息という形で利益を得らえるようなっています
しかし、現在の普通預金の金利は0.001%というとてつもなく低い水準を維持しています
これでは100万円を1年間銀行に預けても、10円しか利息を得られません
手数料はどんどん取られるのに、全く納得のいくものではありませんよね
預金金利がここまで低い原因は、長年にわたる日銀の金融緩和だといわれています
1990年代にバブルが崩壊したことによる長期の不景気対策として、日銀が民間の銀行へ資金を供給してきたことが起因しています
ネット銀行である楽天銀行は店舗をもたない分コストを削減でき、高金利を実現しています
通常でも年0.02%の金利となっていますが、マネーブリッジという機能を設定することで最大0.1%にまで金利を上昇させることができます
マネーブリッジを設定した場合の金利は以下の通り
預金残高300万円以下 | 年0.1%(税引後年0.079%) |
預金残高300万円を超える部分 | 年0.04%(税引後年0.031%) |
マネーブリッジとは、楽天銀行と楽天証券それぞれの口座を連携させる仕組みのことです
そうすることで、株を売却して得た資金を証券口座から引き出し、銀行口座へ入金するといった手間を省くことができます
設定方法は以下の通りです
①楽天証券のホーム画面にある「マイメニュー」をクリック
②入出金・振替の中の「マネーブリッジ」をクリック
③マネーブリッジの右側の「申込」をクリックし、案内に沿って手続きする
楽天銀行のデメリット
困った時に直接相談できない
楽天銀行はネット銀行であるため、普段の利用で疑問に思うことがあったり、なにかトラブルに見舞われた際に、店舗に出向き直接相談をするといったことができません
実店舗がないことでその他の手数料を安くできている反面、こういったデメリットは避けられません
楽天銀行のホームページにある「AIチャット」や「問い合わせ」を利用して、ご自身で解決する必要があります
楽天経済圏を利用していない人には微妙
楽天銀行は前述しているハッピープログラムを最大限活用することで、あらゆる特典を受けられたり、普段の取り引きの中で自然に楽天ポイントを獲得及び利用できるところにあります
他の楽天サービスは利用しておらず、楽天銀行のみの利用を考えている方は、別のネット銀行の方が手数料等安いところもあるため要検討です
楽天銀行の口座開設方法
パソコンやスマホの楽天銀行のホームページからネットで申し込みます
個人情報入力
名前や住所等の基本情報を案内に沿って入力する
キャッシュカードの種類とデザインを選択
1.キャッシュカード
国内の提携しているATMで入金、出金、残高確認ができるキャッシュカード機能のみのカードになります
申し込みに年齢制限がありませんので誰でも申し込み可能です
2.デビット機能付きキャッシュカード
デビットカードの機能が付いているキャッシュカードになります
クレジットカードのように後払いではなく、預金口座と紐づけられており支払った分が即時に引きとされるため、使いすぎるという心配がありません
16歳以上なら申し込めるため、カードデビューをする方にピッタリです
3.クレジット機能付きキャッシュカード
クレジット機能が付いたキャッシュカードになります
キャッシュカードと楽天カードが一緒になっているものと考えて頂いて大丈夫です
こちらも16歳以上から申し込みが可能です
楽天カードと異なり、キャッシュ機能のある楽天銀行カードは2枚目を作成することができないため、今後楽天カードをPINKカードやプレミアムカード等へ変更する可能性がある方ははじめから別にしておくことをおすすめします
本人確認
本人確認方法は、①楽天銀行アプリで提出、②配達員への提示、③郵送での提出の3種類があり、それぞれ提出可能書類が異なります
楽天銀行アプリで提出であれば、手間もかからず最短で翌営業日には口座が利用できるため、スマホをお持ちの方はこちらをおすすめします
楽天銀行アプリで提出可能な書類
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- パスポート
- 各種年金手帳及び福祉手帳
- 公共料金の領収書及び国税又は地方税の領収書等
- 小型船舶操縦免許証
マイナンバーカード、運転免許証、住民基本台帳カードのうちいずれかであれば、1点のみの提出で登録ができ、スピード口座開設(最短翌営業日に口座利用可)が可能です
①楽天銀行アプリを開き、メニューから「口座開設の書類提出」を選択
②口座開設の申し込みを完了した時に楽天銀行からメールが送付されているので、メールに記載されている「登録番号」と「アクセスキー」を「生年月日」と併せて入力する
③本人確認書類と顔写真を案内通りに撮影する
④スピード口座開設初回ログイン用パスワードを設定する※初回ログインで使用するため必ず保管してください
口座開設完了の確認
本人確認書類を提出してから最短翌営業日で本人確認が完了し、口座開設完了を知らせる「Thank Youメール」が届きます
その後、キャッシュカードと「Thank Youレター 初期設定ガイド」というものが返信不要の簡易書留で届きますので、ガイドに沿って細かな設定を行ってください
まとめ
いかがでしたでしょうか?
楽天銀行は「ハッピープログラム」を活用してこそ、最大限の特典が得られるということがご理解いただけたかと思います
楽天経済圏を利用されている方、お考えの方は、ぜひ楽天銀行を開設してお得にお金と付き合っていきましょう
最後まで読んでいただきありがとうございましたー!